天体画像を使った天文教育指導者ワークショップ 日程:2020年1月12日(日)11時 − 13日(月,祝) 場所:ウィズあかし(明石市複合型交流拠点)704会議室    明石駅徒歩3分 https://a-machi.jp/center/ 対象:天文教育関係者(学校教員,科学館,博物館,天文台,    プラネタリウム職員),その他天文教育に熱意と関心のある方 参加費:無料 趣旨:  国立天文台、ハッブル宇宙望遠鏡などで得られた最先端の研究観測 画像(FITS画像)や,機動的な観測が特長の公開天文台のFITS画像を教 育・普及に活用することを目指し,PAOFITS WGではこれまでさまざま な教材を開発してきました.それらは,各地の中学校・高校,教育系 大学,博物館・科学館などで活用されています.一方,最近のデジタ ルカメラの性能向上にはめざましいものがあり,一般の機材でも,目 的と方法を適切に選べば,十分に有用な天文教材の開発ができるよう になってきました.  マカリは国立天文台を中心に開発された天文教育普及用の無償ソフ トで,画像に写っている天体の大きさや位置,明るさなどを測定する ことができます.今回のワークショップでは,マカリを用いて私たち PAOFITS WGが開発した画像教材について体験実習を行うとともに,今 後の天体画像教材の開発,活用にむけて議論を行っていきたいと考え ています. プログラム: 1/12(日)  (10:00 受付開始) 11:00 はじめに,案内,自己紹介(アイスブレーク) 11:30 星の等級どう決める           原(埼玉県立豊岡高) 12:00 (昼休み) 13:00 星の等級どう決める の続き 14:15 Ia型超新星の明るさと銀河の距離     洞口(科博) 16:00 マカリでのデジカメRAW画像一次処理    畠(岡山商大附属高) 17:00 1日目終了 1/13(月,祝) 09:30 マカリを利用した太陽の自転速度測定実習 西村(京都教育大) 09:55 2019年11月11日の水星太陽面通過のひのでの観測報告                      矢治(核融合科学研究所) 10:20 「あなたもできるデジカメ天文学」内容の教材化                      山村(元滋賀県立長浜北星高) 10:45 Raspberry Pi Cameraとraw2fitsによるRAW画像処理                      小野間(星空公団) 11:15 「マカリ超入門」動画バージョン      鈴木(文)(渋谷教育学園幕張) 11:40 (昼休み) 12:40 皆既月食の色を測る           時政(兵庫県佐用町) 13:05 国立天文台市民天文学プロジェクトGALAXY CRUISE                      臼田-佐藤(国立天文台) 13:35 HSCViewerを使った膨張宇宙の学習     原(埼玉県立豊岡高) 14:00 宇宙科学データアーカイブ(DARTS)の教育利用                      吉野(JAXA/ISAS) 14:30 (休憩) 14:45 高校生による星食観測と解析について   河野(宮崎県立宮崎北高) 15:15 まとめ これからの教材開発,教育利用に関する意見交換 15:45 2日目終了 1日目の教材実習には,マカリ http://makalii.mtk.nao.ac.jp/ およびエクセルファイルを扱うことのできる表計算ソフトがインストール されているPCが必要となります.1日目の参加者は,それらがインストール されたPCをご用意願います.(AC電源はそれぞれにいきわたるよう用意する 予定です) マカリのダウンロードは上記の http://makalii.mtk.nao.ac.jp/ から行うことができます.新しくマカリの入門編(動画版) http://paofits.nao.ac.jp/MklDocuments/manual/makalii_man.mp4 を制作しましたので,インストールやさまざまな機能の事前学習に お使いいただければと思います. 主催 :PAOFITS ワーキンググループ http://paofits.nao.ac.jp/     明石市立天文科学館     http://www.am12.jp/ 世話人:洞口俊博(国立科学博物館)     井上 毅(明石市立天文科学館)     五島正光(巣鴨中学高校)     原 正 (埼玉県立豊岡高校)