平成20年度 国立天文台共同研究・ワークショップ   FITS画像教育利用ワークショップ(final サーキュラー) 日程:2009年1月11日(日)−12日(月,祝) 場所:仙台市天文台 趣旨:  国立天文台、ハッブル宇宙望遠鏡などで得られた最先端の研究観測 画像(FITS画像)や、機動的な観測が特長の公開天文台のFITS画像を教 育・普及に活用したいという要求は、各地の教育系大学、中学校・高 校、博物館・科学館、公開天文台などで高まっています。FITS画像教 育利用ワークショップは、PAOFITS WGが開発した成果を中心に、新た に活動に加わる方を意識した演習を行い、それらの活用にむけての詳 細な議論を行うことを通して、活動の輪を広げ、多くの成果をあげて きました。今年度は会場をはじめてとなる北日本に設定し、さらに新 しいメンバーを加えて、その後の活動の成果も含めた将来へ向けての 議論を進めたいと考えています。 プログラム: 1/11 13:30 あいさつ 13:45 研究・事例発表 (各20分)      FITS教材とGalileo Teacher Traing Program                      半田(東京大)   マカリの多言語化へのアプローチ 縣(国立天文台)      マカリとSalsaJの授業での使い勝手の比較                      原(埼玉県立豊岡高)      太陽黒点の温度分布:試行授業報告 荒川(滋賀県立膳所高) 15:05 (休憩) 15:20 研究・事例発表(続) (各20分)      SOHOによる地球公転の測定  大西(長野高専)      天体の大きさや速度を測る教材       −開発の現状と一眼デジカメ活用の可能性−                      艶島(熊本県民天文台)      教育用に使える恒星スペクトルデータの作成                      定金(大阪教育大)      中学校における銀河系外宇宙に関する教材開発                      苅谷(国際基督教大)      NHK熊本文化センターと連携した天文学講座                      艶島(熊本県民天文台) 17:00 1日目終了 17:20- 観望会(仙台市天文台1.3m望遠鏡) 20:00- 懇親会(仙台市内,会費4000円程度) 1/12 9:30 配布資料,CD-R説明 9:50 教材実習1(超新星の明るさと銀河の距離)                      山村(滋賀県立愛知高) 10:50 (休憩) 11:00 教材実習2(太陽)        畠(岡山商大附属高) 12:00 まとめ(これからのFITS教材開発・利用) 12:30 2日目終了 2日目の教材実習にはWindowsが動くパソコン(CD-ROMドライブ付)が 必要になります.パソコンには実習で使用するソフト「マカリ」を 事前にインストールしておくよう,お願い致します.「マカリ」は http://makalii.mtk.nao.ac.jp/ からダウンロードできます.マカリのインストールマニュアルは http://paofits.dc.nao.ac.jp/MklDocuments/manual/Mkl_inst.pdf マカリの入門ガイドは http://paofits.dc.nao.ac.jp/MklDocuments/manual/makalii_quick_man.html にあります.また,今回はインターネット(有線LAN)も使用する予定 ですので,可能な方はLANケーブルもお持ち願います. 仙台には多数のホテルがあります。宿泊については各自で手配を お願いします。仙台駅前から仙台市天文台までのアクセスは下記 の情報を参考にして下さい。  一般情報   http://www.sendai-astro.jp/info/access.html  バス時刻表,バス停位置など   http://www.ayashikanko.com/timetable.html  (仙台市天文台は「錦ケ丘七丁目北」バス停より徒歩3分です) 世話人:洞口俊博(国立科学博物館)     花田義輝(仙台市天文台)     五島正光(巣鴨中学高校)     原 正 (埼玉県立豊岡高)     縣 秀彦(国立天文台) 主催:PAOFITS ワーキンググループ (http://paofits.nao.ac.jp/) 共催:世界天文年2009 GTTP(Galileo Teacher Training Program)    ワーキンググループ