平成19年度 国立天文台共同研究・ワークショップ   FITS画像教育利用ワークショップ(finalサーキュラー) 日程:12月23日(日,祝)−24日(月,休) 場所:国立天文台(三鷹) 解析研究棟1F 大セミナー室 趣旨:  国立天文台、ハッブル宇宙望遠鏡などで得られた最先端の研究観測 画像(FITS画像)や、機動的な観測が特長の公開天文台のFITS画像を教 育・普及に活用したいという要求は、各地の教育系大学、中学校・高 校、博物館・科学館、公開天文台などで高まっています。FITS画像教 育利用ワークショップは、PAOFITS WGが開発した成果を中心に、新た に活動に加わる方を意識した演習を行い、それらの活用にむけての詳 細な議論を行うことを通して、活動の輪を広げ、多くの成果をあげて きました。今年度はひさびさに会場を三鷹に戻し、さらに新しいメン バーを加えて、その後の活動の成果も含めた将来へ向けての議論を進 めたいと考えています。 プログラム: 12/23 13:00 イントロダクション 13:10 招待講演 FITSデータの実際        金光(福岡教育大)  FITSデータの導入的概説とpaofitsで用いられているデータを 用いての具体的解説 X線観測のFITSデータ      村上(弘)(JAXA/ISAS) X線データの種類,構造やアーカイブデータの利用方法など 14:10 研究・事例発表      蕨高校SPPにおけるFITS教材の利用について                      篠原(埼玉県立蕨高)      FITS画像を解析して「宇宙の年齢」を求める                      五島(巣鴨中・高)   Ia型超新星教材の教育効果    原(埼玉県立豊岡高) 15:10 (休憩) 15:30 研究・事例発表(続)      中学生がpaofits教材に挑戦    本田(同志社香里中・高)      FITSスペクトルデータの解析   畠(岡山商大附属高)      国際小惑星探索キャンペーンの授業実践                      八柳(静岡大)      熊本での活用計画        艶島(熊本県民天文台)      月食による距離測定       大西(長野高専)      高校生も参加可能な系外惑星のトランジット観測                      大島(岡山県立水島工高)      恒星を理解するための教材統合  鈴木(埼玉県立春日部女子高) 17:50 1日目終了 18:00- 懇親会 12/24 9:00 配布資料,CD-R説明 9:20 教材実習  「太陽黒点の温度」教材      山村(滋賀県立愛知高) 10:20 (休憩) 10:30 教材実習(続)  「ハッブルの法則」教材      矢治(立教大) 11:30 まとめ(これからのFITS教材開発・利用) 12:00 2日目終了 (午後 天文台内自由見学)  http://www.nao.ac.jp/about/mtk/visit/jouji.html ポスター発表  セファイド周期光度関係を求める教材のためのデータ取得                      富田(和歌山大) 24日の教材実習ではWindowsが動くパソコン(CD-ROMドライブ付)が必要に なります.パソコンには実習で使用するソフト「マカリ」を事前に インストールしておくよう,お願い致します.「マカリ」は http://makalii.mtk.nao.ac.jp/ からダウンロードできます.マカリのインストールマニュアルは http://paofits.dc.nao.ac.jp/MklDocuments/manual/Mkl_inst.pdf マカリの入門ガイドは http://paofits.dc.nao.ac.jp/MklDocuments/manual/makalii_quick_man.html にあります. 会場へのアクセス:  東京駅から国立天文台まで   http://www.nao.ac.jp/MTK/go/access.html  国立天文台解析研究棟   http://www.nao.ac.jp/MTK/go/map.html    中央の「すばる」と書いてある建物  1F大セミナー室   解析研究棟の入口を入って右側突き当り   電話番号:0422-34-3503 世話人:洞口俊博(国立科学博物館)     五島正光(巣鴨中学高校)     原 正 (埼玉県立豊岡高)     縣 秀彦(国立天文台)     市川伸一(国立天文台) 主催 :PAOFITS ワーキンググループ (http://paofits.dc.nao.ac.jp/) 共催 :国立天文台天文データアーカイブセンター