平成16年度 国立天文台研究会・ワークショップ   FITS画像教育利用ワークショップ(最終サーキュラー) 日程:1月9日(日) 13:30 〜10日(祝) 13:00 場所:国立天文台(三鷹) 解析研究棟大セミナー室 趣旨:  国立天文台、ハッブル宇宙望遠鏡などで得られた最先端の研究観測 画像(FITS画像)や、機動的な観測が特長の公開天文台のFITS画像を教 育・普及に活用したいという要求は、各地の教育系大学、中学校・高 校、博物館・科学館、公開天文台などで高まっています。昨年の研究 会(ワークショップ)では、PAOFITS WGなどの活動について、発表、議 論が行われ、活動グループ間の連携も深めることができました。今年 の研究会は、新たに活動に加わる方を意識して、その後に進んだ開発 成果を中心に、それらに実際に接することを通じた、活用にむけての 詳細な議論を行うワークショップとしたいと考えています。会の内容 はすなわち、以下のようなものになります。 ・FITS画像を利用した天文教材について(利用講習を含む成果発表) ・教材の開発とその活用について(上記の発表・講習を受けての実際的議論) プログラムは以下のとおりです。 1/9 13:30- あいさつ(趣旨説明)         洞口俊博(国立科学博物館) 研究発表        各15分(+議論5分)  1AU教材の開発         大西浩次(長野高専)  セファイド教材の開発       五島正光(巣鴨中学高校)  文系クラスでのFITS教材の有効性  原 正 (埼玉県立豊岡高) 1/9 15:00-18:15 教材実習        各80分(+議論10分)  散開星団の距離          畠 浩二(岡山商大附属高)  ハッブルの法則          田邉康夫(東大附属学校) (終了後)懇親会 1/10 9:00-13:00 教材実習        各80分(+議論10分)  Ia型超新星            篠原秀雄(埼玉県立三郷北高)  星団の年齢            本田輝政(同志社香里中学高校) まとめの議論 なお参加者には,事前に実習で使用するソフト「マカリ」を試用して おかれることをお勧めします.「マカリ」は http://makalii.mtk.nao.ac.jp/ からダウンロードすることができます.サンプルデータは http://paofits.dc.nao.ac.jp/Materials/ の「画像データ」をダウンロードしてご利用下さい. 会場には実習用のPCが15台用意してありますが,数に余裕がありません. 飛び入りで参加される方はCDドライブ付きのPC(マカリ インストール済, できればエクセルも入っていることが望ましい)を各自ご用意願います. 既に申し込まれた方でご自分のPCで実習したいという方も,上記のような 仕様のPCを用意されますようお願い致します. どうぞよろしくお願い致します。 世話人:洞口俊博(国立科学博物館)     原 正 (埼玉県立豊岡高)     五島正光(巣鴨中学高校)     矢治健太郎(国立天文台)     縣 秀彦(国立天文台) 主催 :PAOFITS ワーキンググループ (http://paofits.dc.nao.ac.jp/) 共催 :国立天文台天文学データ解析計算センター