平成22年度 FITS画像教育利用ワークショップ(final サーキュラー) 日程:2011年1月9日(日)午後−10日(月,祝) 場所:国立天文台(三鷹) すばる棟(W1)1F 大セミナー室 趣旨:  国立天文台、ハッブル宇宙望遠鏡などで得られた最先端の研究観測 画像(FITS画像)や、機動的な観測が特長の公開天文台のFITS画像を教 育・普及に活用したいという要求は、各地の教育系大学、中学校・高 校、博物館・科学館、公開天文台などで高まっています。FITS画像教 育利用ワークショップは、PAOFITS WGが開発した成果を中心に、新た に活動に加わる方を意識した演習を行い、それらの活用にむけての詳 細な議論を行うことを通して、活動の輪を広げ、多くの成果をあげて きました。今年度はひさびさに会場を三鷹に戻し、さらに新しいメン バーを加えて、その後の活動の成果も含めた将来へ向けての議論を進 めたいと考えています。 プログラム: 1/9 13:30 あいさつ               洞口(科博) 13:40 特別講演 (40分)  「はやぶさ」火球のスペクトルをマカリで解析する                     大西(長野高専) 14:20 自己紹介+この会に期待すること    全参加者 (各2分) 15:00 研究・事例発表 (各20分)   paofits WGでの10年         原(埼玉県立豊岡高)   東広島天文台「かなた」望遠鏡による銀河スペクトルデータ            畠(岡山商大附属高),金光(福岡教育大) 15:40 (休憩) 16:00 研究・事例発表(続) (各20分)   デジカメ天体画像で宇宙が分かる   艶島(熊本県民天文台)   デジカメ画像による新星の発見前光度測定                     大島(岡山県立水島工高)   日食・月食を使った天体測定について 大西(長野高専) 17:00 1日目終了 18:00- 懇親会(調布駅付近) 1/10 9:30 研究・事例発表(続) (各20分)   天文教育の世界での状況:GTTPとGHOU 半田(鹿児島大)   ひので衛星の教育目的の観測提案   矢治(立教大) 10:10 配布資料,CD-R説明          洞口(科博) 10:30 教材実習   太陽プロミネンスの動き       山村(滋賀県立長浜北星高) 11:45 (昼休み) 12:45 教材実習(続)   ハッブルの法則           金光(福岡教育大) 14:00 まとめ(これからのFITS教材開発・利用) 14:30 2日目終了 会場へのアクセス:  国立天文台三鷹キャンパスまで   http://www.nao.ac.jp/about/mtk/access/index.html  国立天文台 すばる棟(W1)   http://www.nao.ac.jp/about/mtk/access/mitaka-map-2010R.pdf    中央の「W1 すばる棟」と書いてある建物  1F大セミナー室   建物の正面(北側)入口を入って右側突き当り 2日目の教材実習にはWindowsが動くパソコン(CD-ROMドライブ付)が 必要になります。パソコンには実習で使用するソフト「マカリ」を 事前にインストールしておくよう、お願い致します。「マカリ」の 最新バージョンは1.4aで、 http://makalii.mtk.nao.ac.jp/ からダウンロードできます。マカリのインストールマニュアルが http://paofits.nao.ac.jp/MklDocuments/manual/Mkl_inst.pdf マカリの入門ガイドが http://paofits.nao.ac.jp/MklDocuments/manual/makalii_man.pdf サンプルファイルが http://paofits.nao.ac.jp/MklDocuments/manual/DataForManual/N5194_01.fts http://paofits.nao.ac.jp/MklDocuments/manual/DataForManual/N5194_02.fts にありますので、初めての方はあわせて予習をしておいて下さるよう お願い致します。Windows 7/Vistaの方も、マニュアルどおりインストール していただいて結構です。 世話人:洞口俊博(国立科学博物館)     古荘玲子(国立天文台)     五島正光(巣鴨中学高校)     原 正 (埼玉県立豊岡高校) 主催 :PAOFITS ワーキンググループ (http://paofits.nao.ac.jp/)